2015年4月22日水曜日

WZ EDITOR 9 の俯瞰機能

千葉県下約9万3000小字のデータベースをつくっていますが、その使いやすい検索出力機能をエディタに発見しましたのでメモしておきます。

1 Excelの検索出力機能
次の画面はExcelの小字データベースで検索を行った画面です。

Excelの検索画面

戸地名を抽出した結果ですが、この抽出結果をファイルに出力する機能はエクセルには標準装備されていないようです。
WEBを検索すると、マクロを組めば出来そうな雰囲気のようですが、気軽に取り組めるレベルではないようです。
これまでは、結局のところ、検索結果を再度入力して検索結果を利用していました。

2 Wordの検索出力機能
参考までに、Wordの検索出力機能を調べてみました。

Wordの検索画面

検索すると、ナビゲーション画面で検索語が含まれている行が表示されます。一種の俯瞰機能です。しかしこのナビゲーションで表示された検索結果(俯瞰結果)を出力することはできないようです。

3 WZ EDITOR 9の検索出力機能
WZ EDITOR 9には俯瞰編集という機能があります。画面上で語句を指定して、[Ctrl]キーを2回連続クリックすると、次の俯瞰編集画面になります。

WZ EDITOR 9の元画面(「戸」を指定)

WZ EDITOR 9の俯瞰編集画面

語句「戸」を含む行だけが表示されています。

このリストを「検索」→「ツール」→「俯瞰表示のコピー」という操作でコピー(クリップボードにコピー)することができます。

これを使っているファイルに貼付けして不要な語句を削除するなどの編集をすれば、検索結果出力を楽にすることができたことになります。

自分のパソコン操作レベルでは、検索結果の出力がこれまでネックになっていたのですが、この壁を突破することができました。

「小字データベースをExcelで作って検索を容易にしよう」と考えていたのですが、データベース=Excelという固定観念に縛られすぎていたようです。

当面小字データベースはWZ EDITOR 9で利用することにします。

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これまでに使ったことのあるエディタ

●EDLIN
私が最初に使ったエディタです。MS-DOS標準装備。今は信じられないラインエディタ(1回の操作で1行しか編集できない)。世の中ではもうだれもEDLINを使わなくなったある時、NHKTVお昼のニュースで「EDLINにバグが見つかりました。」と流れ、パソコンを使っていない人がニュースを担当していると感じたことを覚えています。

●EZ EDITOR
試供品が雑誌の付録で公開され、次いで市販されました。私が最初に使ったスクリーンエディタです。画面をスクロールしてどの行でも自由に編集できることに大感激した憶えがあります。
画面背景や文字の色をカスタマイズできることを楽しみました。以後EZ EDITORの後継ソフトを愛用しています。

●VZ EDITOR
同じ作者によるEZ EDITOR後継ソフトです。
ワープロソフトを使うよりエディタで書類や報告書類をつくった方が効率的な時期がありました。
パソコン通信のフォーラムや解説書附録から各種マクロを入手して利用していたことを憶えています。エディタそのもの、パソコンそのものに多くの人が興味を持っていた時代でした。

●WZ EDITOR
Windowsの時代になりVZ EDITORがWZ EDITORに衣替えしました。その後作者や販売社が変わりました。
遠くEZ EDITORを祖先とするソフトという理由で現在愛用しています。
その多様で高度な機能はとても使い切れていません。

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