webサイト「ふさの国文化財ナビゲーション」(千葉県教育委員会)では文化財のマップ窓を開くことができます。
この文化財マップでは遺跡をクリックすると、その遺跡が画面中央に来て、その座標がマップの下に文字で表示されます。
この座標表示をカーソルでなぞって、エクセルに貼り付けると、緯度と経度が別々のセルに貼りつきます。
ふさの国文化財ナビゲーションのマップ窓
Excelの関数を工夫して日本語混りの60進数表示を10進数に変換することは比較的容易です。
Excelの関数利用による60進数表示の10進数変換
参考 Excelの関数
=MID(C2,4,FIND("度",C2)-FIND(" ",C2)-1)+MID(C2,FIND("度",C2)+1,FIND("分",C2)-FIND("度",C2)-1)/60+MID(C2,FIND("分",C2)+1,LEN(C2)-FIND("分",C2)-1)/3600
C2セルに北緯35度42分41.0秒を置いた時、上記関数を貼り付けたセルに値35.71138889が表示されます。(※この関数の利用上の注意参照)
この10進数を使って試してみたところ、遺跡位置を正確にGIS上にプロットすることができました。
10進数変換データによる遺跡のGISプロット
これまで、私が行う遺跡位置プロットは、ふさの国文化財ナビゲーションの地図とGISの地図の両方を開いて、目で両方を見ながら手でプロットするという原始的方法でした。
偶然この方法を発見したことにより、今後の遺跡プロットは効率化し、正確なものになると思います。
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※ 紹介した関数の利用上の注意
関数の中の" "の空白はふさの国文化財ナビゲーションから取得した例「北緯 35度42分41.0秒」の「緯 3」の間の空白をコピーして置き換え利用してください。
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