2017年8月3日木曜日

The World Atlas second edition moscow 1967

2017.07.27記事「International Space Stationストリートビュー後日談」の後日談です。

OXFORD ATLAS OF THE WORLDを年甲斐もなく衝動買いしたのですが、以前同じように大判世界地図を衝動買いしたことを思い出しました。

以前といっても45年ほど前の衝動買いです。

その大判世界地図が残っているかどうか、書庫を探してみました。

なんと出てきました。

45年間おそらく一度も使わないで書庫の片隅にあった地図と索引2冊の「The World Atlas second edition moscow 1967」(英語)です。OXFORD ATLAS OF THE WORLDよりもさらに大判です。
51㎝×33㎝×4㎝になります。

OXFORD ATLAS OF THE WORLDとThe World Atlas second edition moscow 1967

The World Atlas second edition moscow 1967 本編

The World Atlas second edition moscow 1967 索引

The World Atlas second edition moscow 1967 本編中表紙

今は無きソ連の革命50周年記念作品です。

レーニンと革命50周年記念の文字 1917-1967

ちなみに先年訪問したウズベキスタン付近の地図をみると現地入手地図よりはるかに詳しく、ソ連自国内ですから当然といえば当然ですが、現在の自分にとってまだ十分に意義のある地図帳であることを確認できました。

また地図印刷が美しく、ほれぼれします。印刷後45年経った経過を感じさせません。

ウズベキスタン付近の地図

同じ付近の地図をOXFORD ATLAS OF THE WORLDでみるとその詳しさは歴然です。

OXFORD ATLAS OF THE WORLDのウズベキスタン付近

なお、OXFORD ATLAS OF THE WORLDでは現在のアラル海がほとんど消滅している現状が表現されています。
しかしThe World Atlas second edition moscow 1967では広々としたアラル海が表現されていて、自分もその時から半世紀の時間が経ったことを感じさせられました。

The World Atlas second edition moscow 1967のアラル海

なぜこの大判地図帳を衝動買いしたのか、その理由は今は思い出せません。
その当時多くの人がそうであったように経済的に海外旅行が不可能だったので、海外旅行の夢をこの地図帳で代償しようとしたのかもしれません。
当時この図書の定価が3万円か5万円で、大卒初任給が7-8万円の時代だったのではないかと推測しますから薄給の身でよく買ったと思います。

地図趣味が自分にあるとは以前は思っていなかったのですが、世界各地の風景を見る機会が増え、同時にGoogle earth proを愛用するようになって、地理空間や地図そのものに対する興味が造成・増幅されているようです。

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