2018年3月15日木曜日

QGIS3.0を試用してみる

メーリングリストで2月23日にQGIS3.0が公開されたことを知り、早速インストールして試用してみました。

QGIS3.0のロゴマーク

QGIS3.0の画面
画面構成などの変化は少ないのですが、データソースマネージャー(QGISブラウザに替わるもの)のアイコンが新設され、それをクリックして開くブラウザの機能が向上しています。
またプロセシングツールボックスの項目が一新されています。さらにgrass機能項目が全て日本語化されています。そのほか色々改良が加えられています。
一瞥した程度ですが、QGISをヘビーに使う実務者向けに機能向上が図られたという印象です。大歓迎です。
QGIS3.0新機能の説明記事が次のWEBページ(英語)にありました。
My Favorite Features of QGIS 3.0...To Date

なお偶然気が付いたのですが、現在使っているQGIS2.18とくらべるとQGIS3.0にはヒートマッププラグイン及びタイルレイヤプラグインが搭載されていません。
ヒートマップは良く使いますし、タイルレイヤプラグインを利用して地理院地図を背景地図として利用していますから、不都合です。自分でプラグインを探してきて工夫すればこれらの不都合は解決できるとは思いますが、時間の浪費になる可能性もあります。
これらの不都合は早晩解決されると思われますから、またその頃にはQGIS3.0の解説書も出ると思いますから、その頃QGIS2.18からQGIS3.0に移行することにします。
当面QGIS2.18を使いこなすことにします。

QGIS2.18のロゴマーク

QGIS3.0の新機能を見たことにより、QGIS2.18の機能も深く知ることができ、自分にとって新たな発見もあり、試用は良い体験になりました。

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